1995年3月28日 ブルズ VS ニックス
引退から17か月ぶり現役復帰し、23番から45番の背番号に変え、5試合目のニックス戦で55点(ダブルニッケル)と大量得点!
※ただし、USG%【オフェンス関与率】は50%を超え、これはジョーダンのキャリア全体の50点超ゲームの中(36回)でたった3回だけ(そのうち1回はウィザーズ時代・・)
チームアシストも13回、これはジョーダンの50点超ゲームで最低値、非常にアンバランスでジョーダンにとって珍しい形のハイスコアでした。
復帰後の55点という部分だけが魅力でなく、ある意味ジョーダンにとってアンバランスかつ魅力的なゲームであり、結果としてゲームは勝ちましたが、チームを勝たせるプレーとしては不完全体と言えたかもしれず、そういう意味で希少で魅力に満ちたゲームですね。
MSG(マディソンスクエアガーデン)でのパフォーマンスは、敵地のニックスファンも熱狂と興奮に包まれ、歓迎ムードでジョーダンのスコアリング面での復活を目の当たりにしました。
17か月もバスケから離れていたが、野球仕様の体のまま「I’m back」の言葉と共にNBAに現役復帰
復帰試合は19得点FG25%から始まり、以前のジョーダンでは無いと言われる精度の低いプレーを見せていたものの、復帰4戦目には32得点のブザビ決着等、段々とかつての片鱗を見せ始めました。
ただし、4試合平均のFG%は引退前の52%から39%に落ちていて、メディアや選手達も、もはや神ではないと認識。
ジョーダンはこの頃、リズムを掴み切れない状況にあり、自身のゲームを取り戻す事に集中していました。
復帰5戦目に強豪ニックスとの対決となり、大学時代からライバルのユーイング、名勝負を繰り拡げてきたスタークスとのマッチアップ、ジョーダンにとって現状認識に最適な相手。
試合もラスト数秒まで争い、55点4R2Aと復帰後最高の見せ場も作りました。
試合自体はインサイドで優位のニックスは、ファウルを稼ぎフリースローが非常に多く、それをモノに出来なかったのも響き最後の大接戦に持ち込まれます。
ラストプレーに常に絡んでいったジョーダンは、記憶に残るプレーを見せ続け、まずはスコアリング面で引退前の状態に戻れる希望を見せた試合です。
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